「建築家とつくる」を叶える

建杜

　ショールームではありませんが、去る3月24日（水）に、タカラスタンダードさんの国内唯一のシステムバス製造工場が近く（三島）にあるということで、「建杜」の仲間で工場見学に行って来ました。

全国各地から年間5000人程の、販売代理店さんや工務店、設計士さんが見学に来るそうです。さすが、ハードのタカラさんだと思います。

工場見学で皆が一様に驚いたのが、意外とアナログだったことです。工場のラインで大量生産されているイメージがありますが、ステンレス浴槽なんかは板をたたいて磨いて多くの職人さんの手を経て造られています。　1日に3～4セット位しかできないそうです。

また、タカラさんのシステムバスの特徴は浴室全体を支える架台（フレーム）にあります。　通常のバスはピン（何本もの足）で支えるのが一般的ですが、タカラさんの場合はフレーム（ステンレス製）全体で支えるので耐震性に優れているそうです。

　十数年前に一度見学したことがありますが、その頃と変わらずに造っているんですね。

かたくななこだわりを感じた見学会でした。

・・・本当は職人さんの作業風景を見て頂きたかったのですが、工場内は写真撮影禁止の為、お見せできないのが残念です・・・。

「建杜」主宰　　金澤