家づくりコラム 2013.03.13
こんにちは。スタッフえみです。
今回は今後の住宅価格について少し触れてみたいと思います。
1)省エネ基準が改正され、開口部などがコストアップ!?
2)円安で輸入資材が上昇!?
3)ガソリン価格も円安の影響を受けて上昇、原発影響でエネルギーコストも上昇!?
4)着工が増加することによる大工手間賃の上昇!?
5)アベノミクスで物価自体が上昇!?
このようなことが考えられ、建物自体の価格が上がるということが予想されます。
また、建物以外のところで大きく絡んでくる要素は「金利」と「地価」です。
全て自己資金で家を建てるなどの場合には、さほど関係ありません。消費税増税前に買う方が良いでしょう。
しかし、住宅ローンなどの借入が多い場合は、金利の影響が極めて大きく降りかかってきます。
今は史上最低水準の金利で、変動は1%割れ、10年ものの固定でも1.3%程度の低金利です。
昨年の12月にはフラット35の全国平均金利も1.8%台まで落ちました。
この低金利の時代は、まさに買い時だと言えるでしょう。
今後アベノミクスで景気が上向き、インフレの方向に動き始めら、金利は大きく上昇してくるはずです。つまり先高観はかなり大きいということです。
最近では変動の割合も落ちているといいます。また、今まで変動で借りていた顧客が固定に切り替えるという相談も増えているようです。
仮に金利が2%から3%にあがるとしましょう。
借入額が3000万円、30年で返済といったケースの場合、2%ならば総返済額は4000万円程度、3%ならば総返済額は4500万円以上になります。
つまり消費税増税やローン減税以上に、月々の返済額にも大きく影響してくるということです。
ただ、金利は絶対上がるとは言い切れません。今が極めて低いため、先高感があるわけですが、もしかしたらしばらくは大きく上がらないかもしれません。
確定している増税と減税、そして今後どうなるか分からない金利や地価などの動向を見据えることも買い時を計るのに見据える必要がありそうですね。
しかし、先の分からないことを考えて「買い時はいつか」という判断は極めて難しいともいえます。
「金利」や「地価」はおそらく今後上がるだろうと言われています。また、建物の価格が上がる要素も多いので、お金の面を見たら、今年買うことはお得かもしれません。
その他にも様々な要素から「買い時」はいつなのか?と考えたとき、ケースバイケースのようにも思えます。
やはり、最も「買い時」となるのは"家が欲しい" "快適な空間で過ごしたい"と思った時ではないでしょうか。
「マイホームが欲しいな・・・」と少しでも考えている方、『いま』行動してみませんか??